2019年6月10日月曜日

松羽目物

去る6月1日(土)、扶桑町中央公民館で開催された南山名敬老会で
七賀十郎一座の皆さんによる
狂言歌舞伎「墨塗り」を観劇してきました。

「墨塗り」とは・・・
狂言「墨塗り」を歌舞伎舞踊に仕立てた作品で、遠国の大名が赴任を終えて帰国するに際し、馴染みの女に別れを言いに行きます。別れが辛いと女が水で目を濡らして泣きまねをするのを見た太郎冠者は水を墨と取りかえます。そうとも知らず女は・・・・。
座員の皆さんは、男女それぞれの配役を
着物の袂を使っての踊りや、指先の所作など、細かい所にも気を配りながら見事に演じられていました。
舞台正面奥に描かれた松羽目も本格的でした。

扶桑町南山名伝統七賀十郎一座さんは随時座員を募集されています。
詳しくはぷらねっと扶桑までお問い合わせください。