「かいこおきてくわをはむ」と読みます。
蚕が桑の葉を盛んに食べて成長する時候の初夏にあたるそうです。
まさに!今がその時期ですね(*^_^*)
カイコを通して扶桑町を盛り上げる活動をされている
扶桑愛蚕会さんによる
扶桑東小学校の出張授業を見学させていただきました。
カイコ知ってるかな?
卵からカイコが生まれ4回の脱皮をして繭をつくること。
ちょうど授業のものは3週間目のカイコでした。
前半はカイコとのふれあいタイムです。
初めは躊躇してなかなか触れない子もいましたが
慣れてくると、
かわいい~(*^_^*)と手に取って観察していました。
どうやって数えるの?・・・家畜と同じ扱いだから何匹ではなく何頭なんです
後半は扶桑町とカイコの歴史。
100年前は扶桑町は日本一のカイコの町だったそうです。
桑で扶かる(くわでたすかる)それが名前の由来なんだそうです。
クラス30人なら24人は家でカイコを飼っていたほど養蚕が盛んであったとか・・・。
そして・・・大盛り上がりのクイズタイム!
3択形式のもので、みんなの挙手と、はい!はい!コールです。繭をほどくと長さはどのくらい?→扶桑東小学校から扶桑のイオンまでの長さ1500メートルなんだよ。
孵化から3週間の大きさのカイコは卵から何倍?
→なんと1万倍!!などなど・・・
すごい!わぁ!!子供たちの歓声が止みませんでした。
繭をほどいて、子供達にそれぞれ手渡す様子
最後はカイコのプレゼント!あと3日もすれば繭を作り始めるそうです。
「学校にある桑の木を見つけて皆で、育ててあげてくださいね。」
・・・との声かけににみんな大歓声でした。
自分達が生まれ育った町の歴史を知る機会は なかなかないと思います。
そんな機会を扶桑という言葉で学ぶことが出来る、扶桑愛蚕会さんの出張授業は、子供達の好奇心をしっかり
とらえていました(*^_^*)
それは、授業までの細かい準備(ちょうど良い大きさのカイコを日程調整して孵化させること等々)あってならではの事だと思いました。